SDGsとは

世界(地球)には、紛争や貧困、不平等や環境など、様々な社会課題がありますが、その中でも2030年までに解決すべき重要な問題について、「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」として17個の目標(ゴール)を国連が定めたもので、英語の頭文字をとって、SDGs(えすでぃーじーず)と呼んでいます。
世界中の人々が協力して、目標の達成に取り組むことで、社会課題を解決し、世界中の人々が、誰一人取り残されることのない社会を目指すものです。
「自分の幸福のためだけに頑張る」のではなく、「社会全体、世界全体の幸福に向かって協力する」ための目印となるものです。

近鉄グループ SDGsの取組み

2019年5月に近鉄グループ経営計画で、長期的にグループ全体でSDGsに取り組むことを発表しており、近鉄グループ各社は、それぞれが自社の取組みとSDGsの目標との関連性を整理したうえで、優先的に取り組む目標を決定し、将来ありたい姿に近づくために、経営計画の中にSDGsを取り込んで、事業を通じてSDGsの課題解決に貢献できるよう取り組みます。
また、社員ひとりひとりは、「SDGsの課題解決に貢献するには、自分達はどの目標で、何ができるか」「今の仕事は、SDGsのどんな目標に関連しているか」を常に意識して考えて、新たな視点で取組みを進めていくように努めます。それにより新しいビジネスチャンスが生まれたり、より良い社会のために貢献することになります。そのためには、17個の目標(ゴール)のより詳しい内容や、17個の目標をさらに169個に細分化した目標(ターゲット)を調べて、理解を深めることも必要です。

(取組み方のステップ)

①まず社員一人ひとりが、SDGsへの理解を深める。
②各社、各事業において、17個の目標に対しての関連性や、社会やお客さまに与える影響を整理する。
③中長期的な企業価値向上への重要度を検討し、特に優先的に取り組む目標を決定する。
④各社・各事業において、将来のありたい姿を描き、そこに到達するために逆算して、目標設定を行う。
⑤目標に対する取組みの進捗状況を把握できる指標(KPI)を定める。
⑥経営計画の中に、SDGsの目標を取り込む。
⑦取組み状況を毎年度報告する。

近鉄グループ長期目標とSDGs

新「近鉄グループ経営計画」における長期目標の具体的な取組みとして、近鉄グループは、重点戦略の新3大プロジェクト(万博・IR関連事業、上本町ターミナル事業、伊勢志摩地域の活性化事業)を推進するとともに、「沿線強化」「新規事業・事業分野の拡大」「事業エリアの拡大」の3つの基本戦略に基づき、成長戦略を積極的に推進していきます。
近鉄グループは、成長戦略の積極的な推進と既存事業の展開による事業基盤を支える取組みを通じて、SDGsの17の目標のうち9つの目標達成に取り組みます。

近鉄・都ホテルズのSDGsの取組み

ホテルの果たすべき責任と中長期的な企業価値の向上

近鉄・都ホテルズの取組み事例

プラスチックゴミ削減 「プラスチックストローの廃止」(㈱近鉄・都ホテルズ)

㈱近鉄・都ホテルズでは、プラスチックストローの使用をやめ、環境にやさしい紙(竹)ストローを導入し、プラスチックゴミの削減を行っています。

プラスティックゴミ削減 「プラスチックバックの廃止」(㈱近鉄・都ホテルズ)

㈱近鉄・都ホテルズでは、プラスチックバックを廃止し、環境にやさしい紙袋やバイオマス素材のバックを導入し、プラスチックゴミの削減を行っています。

食品ロス問題への取組み(㈱近鉄・都ホテルズ)

㈱近鉄・都ホテルズは、食品ロス削減のために、食材の発注から調理工程、サービスの過程において、こまめな食材の発注、仕込みで発生する食材の切れ端の有効活用、適正な量の料理提供などに取り組んでいます。
 2020年5月には、全グループホテルにてポスターを掲示し、啓発活動を推進しました。これからも、「ごちそうさま」で、みんなが笑顔になれるホテル食環境づくりを目指します。

エシカル消費「SDGs対応商品の購入・使用」(都リゾート 志摩 ベイサイドテラス)

 ㈱近鉄・都ホテルズ都リゾート 志摩 ベイサイドテラスは、2019年6月より、カフェラウンジ&カフェテラスにてSDGs 17のゴール達成にも寄与するレインフォレスト・アライアンス認証農園産コーヒー豆を使用しています。生物多様性の保護と人々の持続可能な生活の確保を使命とした、国際的な非政府組織(NGO)に認証されたコーヒー豆で、地球環境にもやさしく、持続的な生産地域や労働者とその家族の生活向上にも貢献する基準を厳格に守って生産されています。

英虞湾における干潟再生事業(都リゾート奥志摩アクアフォレスト)

伊勢志摩国立公園の英虞湾では、かつて湾奥部に広がっていた干潟のうち、約70%が干拓により失われています。現在、「新しい里海創生によるまちづくり」の取組みの一環として、かつて干潟だった沿岸休耕地に海水を導入して、干潟の再生をめざす試みを進めています。
 環境省は、国立公園の海域の景観、生物多様性の保全および創出を図る観点から、(株)近鉄・都ホテルズが運営する「都リゾート 奥志摩 アクアフォレスト」内の沿岸休耕地(約1ha)において、2012年に水門を開放し、干潟再生の取組みを開始し、同社は土地所有者として協力しています。
本事業は、国立公園の適正海域管理推進事業(通称「マリンワーカー事業」)として実施するもので、環境省、同社、漁業者および関係行政機関等との協働により進めるものです。当初予定していた事業期間(2012年9月~2015年3月)が終了しましたが、2015年4月以降は環境省にかわり志摩市が参加し、取組みを継続しています。
水門開放後は、生物や環境の定期的な調査や、地域住民やホテルの宿泊客等を対象に、自然観察会や自然体験プログラムを実施しています。

伊勢志摩ガストロノミー(志摩観光ホテル)

古より「御食つ国」と呼ばれる伊勢志摩の地に開業し、伊勢志摩国立公園内にある志摩観光ホテルは、海山の食材に恵まれた土地にあり、料理を通じて食材の魅力を伝える「ガストロノミー」に取り組んでいます。
毎月「伊勢志摩ガストロノミー」賞味会を開催し、地元の食材の持ち味を引き出す料理を生産に携わる方の講演を交えて提供し、三重県・伊勢志摩地方の魅力や食の豊かさを発信しています。

地元中学校の職場体験(都リゾート 志摩 ベイサイドテラス)

都リゾート 志摩 ベイサイドテラスは、社会貢献活動の一環として、例年9月に地元中学校の職場体験を受け入れています。客室のベッドメイキングやレストランでのテーブルセッティングなど、実際に体験することが「こんな仕事がある」「こんなやり甲斐や面白さがある」といった新たな発見へとつながります。

「ユニバーサル・シティエリア消防訓練」(ホテル近鉄ユニバーサル・シティ)

㈱近鉄・都ホテルズホテル近鉄ユニバーサル・シティは、春と秋の年2回、ユニバーサル・シティウォーク大阪との合同での消防訓練に参加しました。また同日、ホテル単独での自衛消防訓練も実施しました。また合同訓練では、大阪市此花消防署指導のもと、起震車による地震体験や、水消火器訓練、AED訓練、火災時煙体験などが行われました。

「木づかい宣言」への参画(志摩観光ホテル)

㈱近鉄・都ホテルズ「志摩観光ホテル」は、2021年1月、三重の山々に自生する常緑広葉樹の木を使用したオリジナルのアフタヌーンティースタンドを制作しました。この企画により、三重県の「木づかい宣言」の登録事業者となりました。
 木製スタンドは、自然環境の循環を表現し、伊勢神宮のお膝元で料理を提供する感謝をデザインに込めています。 三重の旬の果物やお茶などを中心とした季節のスイーツ、松阪牛を使ったセイボリーなど食の魅力を存分にたのしめるアフタヌーンティーを提供しています。 

サステナビリティを考慮したユニフォーム(ウェスティン都ホテル京都)

 ㈱近鉄・都ホテルズ「ウェスティン都ホテル京都」は、2021年3月、スタッフのユニフォームを一新しました。
原料、色付けなど、製造する様々な段階でサステナビリティを考慮した生地を選定し、ユニフォームに使用しています。デザインには、衿元やウエストベルトには京都の伝統工芸である組紐や西陣織を装飾し、伝統文化とサステナブルな社会の融合を表現しています。

大阪市女性活躍リーディングカンパニーの認証(㈱近鉄・都ホテルズ)

(株)近鉄・都ホテルズは2020年3月に、「大阪市女性活躍リーディングカンパニー(2つ星)」認証を受けました。
※「大阪市女性活躍リーディングカンパニー」認証とは、大阪市が、女性にとって働きやすい職場環境の整備に積極的に取り組む企業等を、一定の基準に則り認証する事業です。認証には1つ星と2つ星があり、2つ星がより優良です。

『ダイバーシティ委員会』の発足(㈱近鉄・都ホテルズ)

㈱近鉄・都ホテルズは、近年、社会で大きな注目を集めている「働き方改革」に関し、ダイバーシティの推進を加速させるため、ダイバーシティ委員会を発足しました。
2014年に発足した「女性が働きつづけたくなる職場をつくる委員会」の方向性を原則引継ぎ、女性の更なる躍進を目指すために必要なニーズに応え、「女性管理職比率10%」「女性勤続年数の拡大」「男性社員の育児休業取得」を目指します。

自動チェックイン機(スマーレ)の導入(都シティ大阪本町、都シティ東京高輪、都シテイ近鉄京都駅)

㈱近鉄・都ホテルズは、宿泊客がご自身の操作で簡単にチェックイン手続きを行えるセルフチェックイン端末機「スマーレ」を、都シティ大阪本町、都シティ東京高輪、都シテイ近鉄京都駅に導入しています。
人手不足が深刻化するホテル業務の効率化・省力化をめざします。