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自然との交歓

高低差のある地形を活かした棟配置や銅板葺の屋根の連なり、幾重にも組み入った庇などが
空間に独特の
リズムを与え、訪れる者の心を惹きつけます。

数寄屋風別館「佳水園」

歴史を感じさせる重厚な檜皮葺の門をくぐると、そこに広がるのは日常の喧騒を忘れさせる安らぎの空間。
日本モダニズム建築を代表する村野藤吾氏の息づかいを感じられます。

自然の岩盤を使用した「佳水園庭園」

作庭は、平安神宮などの造園で知られる7代目小川治兵衛氏の長男、白楊氏。巨大な天然岩盤を活用して造られた独特なデザインで、中央には滝が静かに流れ落ちます。
【京都市文化財(名勝)平成6年4月1日登録】

村野藤吾による「白砂の中庭」

昭和34年(1959年)、佳水園を設計した村野藤吾氏は、醍醐寺三宝院の庭を模して白砂敷きの中庭をデザインしました。緑で表現された瓢箪と杯は、佳水園庭園の岩盤から流れる滝の水をお酒に見立てています。

夜の佳水園

幻想的な雰囲気の夜の佳水園。昼間とはまた違った姿を見せてくれます。