利酒師 毛馬の日本酒だより

毛馬 克紀 プロフィール

57階レストラン「ZK」マネージャー
毛馬 克紀 (Katsunori Kema)

大阪市内のレストランやホテルなどで経験を積む。シニアソムリエを始め、ジュニア・バーテンダー、焼酎利酒師など様々な資格を持ちレストランサービスにおいて精通しているスキルを持つ。2014年に大阪マリオット都ホテル入社。2015年に日本酒 利酒師を取得。


取得資格:シニア ソムリエ / 草月流 師範 / 表千家 茶通箱 / ジュニア バーテンダー / 和食検定 実務レベル2級 / 国家検定資格 料飲サービス士 1級 / テーブルマナー講師 西洋料理 / 日本料理食卓作法講師 /調理師 / 焼酎利酒師 / J.S.A. SAKE DIPLOMA / 酒匠

2019/8/1号

8月に入り夏真っ盛りの暑い日が続きます。
今月は夏酒を含めたおすすめ日本酒を3本ご紹介します。

雑賀 夏辛口純米 族
130ml ¥1,200

和歌山県紀の川市の酒蔵九重雑賀の夏期限定のスッキリとした辛口のお酒です。今月の20日(2019年8月)に「和歌山の酒蔵『九重雑賀』の日本酒を囲む会」を企画しましたので、会のご案内と共に紹介します。

青い柑橘を思わす爽やか香りが穏やかに感じられます。飲み口はとてもクリアでシャープな印象。米の旨味を味わえながらも、抜群のキレがあり、後口がスッキリとした夏酒らしい辛口のお酒です。茗荷などの薬味を利かした夏のさっぱりとした料理によく合います。

  • 和歌山の酒蔵『九重雑賀』の日本酒を囲む会

    日時:2019年8月20日(火) 18:30 開演
    場所:大阪マリオット都ホテル 57FレストランZK
    料金:お一人様 ¥18,000
    ※消費税・サービス料が含まれております。
    ※料金には、お料理、お飲み物代が含まれております。
     

    イベントでは、株式会社九重雑賀 代表取締役社長 雑賀 俊光氏をお迎えし、日本酒の解説を交えながら、ZK欧風料理のスペシャルメニューとの
    マリアージュをたっぷりとお楽しみいただけます。

    ◇九重雑賀のマリアージュ
    ・雑賀 梅スパークリング
    ・雑賀 純米大吟醸 山田錦
    ・雑賀 族 夏辛口純米
    ・雑賀 純米吟醸 雄町
    ・雑賀 山廃純米
    ・錦郷 山廃
    ・雑賀 にごり梅
よく合うメニュー

“鱧焼き霜と焼き茄子のコンソメ冷し餡掛け”
(和食コース「星雲」
  8月のメニューより留め肴)
“鴨つみれ山椒焼き 海老いくら
鰻蛇龍蓮根 南京チーズ焼き
冬瓜のサーモン巻き 穴子小袖寿司
枝豆掻き揚げ”
(和食のコース「絶景」
  8月のメニューより前菜)
“鮑のぶぶ霰揚げ ウイキョウのサラダ
レモンとアンチョビのドレッシング”
(洋食コース「Specialite」
 8月のメニューより温前菜)
など

蔵元名

株式会社九重雜賀(和歌山県 紀の川市)

原材料

山田錦・五百万石

精米歩合

65%

日本酒度

+12

酸度

1.4

今西 純米吟醸 朝日
130ml ¥1,400

酒の神様で有名な大神神社の麓、奈良県桜井市三輪にある酒蔵 今西酒造の日本酒を紹介します。7年前からスタートしたろまんシリーズの“みむろ杉”とは別に、新たに立ち上げた“今西”ブランド。「全てはお客様のうまい!のために」を信条に、醸造工程を妥協することなく、渾身の力で醸した一本です。

裏ラベルには「全量10kgずつ小分けにした洗米と徹底した限定吸水、麹は酒蔵に泊まり込みで昼夜を問わず徹底した品温管理、蒸米移動は全量手運び、醪工程では低温長期発酵、上槽後はすぐに瓶詰と瓶燗。朝日米の持つ力を最大限引き出せるように丁寧に醸した純米吟醸です」とあります。

香りは上品で穏やか、上白糖や桜餅、洋梨の様な香り。やさしい口当たり、フレッシュでフルーティーな味わいで、旨味が広がり、程よい酸味とのバランスも良い。後口に残す軽い苦味が、料理との相性の良さを予感させます。

よく合うメニュー

“鮑ローストと丸茄子 醤油バターソース掛け”
(和食コース「旬彩」
  8月のメニューより合肴)
“清汁仕立て 太刀魚一夜干し”
(和食のコース「絶景」
  8月のメニューより椀)
“縞鯵とパプリカの冷製タリオリーニ 酢橘の香り”
(洋食コース「Specialite」
 8月のメニューよりパスタ料理)
など

蔵元名

今西酒造株式会社
(奈良県 桜井市)

原料米

朝日米

精米歩合

60%

日本酒度

+3

酸度

1.9

加茂錦 荷札酒 純米大吟醸 しぼりたて夏酒 黄水仙
130ml 1,600円

明治26年(1893年)創業の新潟県加茂市の酒蔵。蔵元のご子息、弱冠26歳の若き杜氏である田中 悠一氏が醸す“荷札酒”シリーズの夏酒です。現在、日本全国でブレイクしている大注目の銘柄です。

“黄水仙”はアルコール度数13度の低アルコールの日本酒。金柑のジャムや柑橘のキャンディーを思わすフルーティーな香り。さらりとした軽い飲み口で、ジューシーな甘味と生き生きとした酸を感じながらも、低めのアルコール度数により涼し気さを感じるスッキリとした印象。全体的には軽快に仕上がって、後口はスーっとキレる抜けのいいお酒。しぼりたて生酒らしいガス感もあり、夏におすすめの一杯です。

よく合うメニュー

“トマト豆腐茶巾 黄身餡と生姜ジュレ”
(和食コース「星雲」
  8月のメニューより先付け)
“炙り鱧と蒸し鮑の玉蜀黍焼き 生雲丹載せ”
(和食のコース「絶景」
  8月のメニューより温物)
“鮑の食べる冷やしコンソメ”
(洋食コース「Specialite」
 8月のメニューよりオードブル)
など

蔵元名

加茂錦酒造株式会社
(新潟県 加茂市)

原料米

山田錦・雄町

精米歩合

50%

日本酒度

+3

酸度

1.9

ZKでは、利酒師 毛馬がセレクトする“特選 日本酒飲み比べ 三種セット”(各60ml 2,200円)も
週替りでご用意しております。

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