古来より春日大社の神域として保護され、世界遺産にも登録されている「春日山原始林」。
そのなかに静かに佇む当亭は、明治36年に奈良県知事が要人をもてなす施設として建てられました。
四季が織りなす風情の彩りを眺めつつ、季節の素材を巧みに生かした本格派の会席料理をご堪能ください。
月日亭の真下を流れる吉城川のせせらぎの中に「日月」のかたちを彫った磐石があり、「月日の磐」と言われています。天平の昔、吉城川上流の水谷川を利用して氷池を作り、厳冬の候、出来た氷を月日の磐あたりにあったとされる氷室(神社)に貯え、夏に朝廷へ献上されておりました。
春日奥山月日亭は奈良古京の雰囲気を今に伝えるこの由緒ある史跡にちなんで名付けられました。