2013年02月21日
奈良東大寺二月堂「お水取り(修二会)」いよいよ始まります。
修二会(しゅにえ)は二月に修する法会という意味をこめて呼ばれています。天人が住む天界の常念観音院で天人たちが十一面観音の悔過を行ずるのを見て、これを下界でも行いたいと願ったが、天界での一日は人間界の四百年に当たるので到底追いつかないと思われた。それで少しでも天界のペースに合せようと走って行をおこなうことを思いついたそうです。大きな松明に火が灯されて回転しながら走る姿は圧巻です。
お水取りが無事終わる頃奈良にも春が訪れることでしょう。