奈良に都がおかれたのは710年のこと。それから1300年近くの時が流れた1998年、「古都奈良の文化財」として世界遺産リストへ登録され、今日でも数多くの優れた文化財が守られています。

写真:たくさん並んだ石灯篭

写真:桜の咲く、春の奈良

長い歴史を経てきたこの地を歩けば、雅やかな歴史の栄華を偲ばせるいにしえのロマンへと誘われることでしょう。

写真:緑生い茂る山の中にある石階段

車で約5分

奈良公園のシンボル、鹿は古くから春日大社の神鹿として保護され、国の天然記念物に指定されています。その数は1200頭近くといわれ、毎年10月の日・祝日に鹿苑で「角伐り」や餌の少ない冬場の「鹿寄せ」などの行事が行われています。

奈良公園の詳細情報
住所 〒630-8212 奈良市春日野町外
TEL 奈良公園管理事務所 0742-22-0375

徒歩約12分

大仏様で知られる奈良の代表的な寺院で大仏殿は世界最大級の木造建造物です。天平15年(743年)に聖武天皇が盧舎那大仏(るしゃなだいぶつ)造立の詔を発願し、多くの民衆の協力によりすべてのものの幸せを願って造られました。天平勝宝4年(752年)に大仏様の開眼供養会が執り行われ、以降次々と堂塔が建築され40年近くかかって寺観が整いました。

東大寺の詳細情報
住所 〒630-8587 奈良市雑司町406-1
TEL TEL:0742-22-5511 /
FAX:0742-22-0808

車で約10分

南都七大寺の中で最も密接に奈良の街とつながりを持ちながら発展した寺。現在の堂塔は、鎌倉以降の建物を一部残し、広い境内に中金堂・東金堂・北円堂・南円堂・五重塔・三重塔・大湯屋・大御堂・国宝館などが建並び、仏教彫刻類は天平時代や鎌倉時代の 名品を数多く保存しています。2010年のリニューアルによって、これまでガラスケース内での展示だった阿修羅像などの仏像がオープン展示となり、わずか1mほどの至近距離から直接拝見できるようになりました。

興福寺の詳細情報
住所 〒630-8213 奈良市登大路町48
TEL 0742-22-7755

徒歩約7分

深い木立に囲まれた境内には、朱塗りのあでやかな社殿があり、その多くは国宝や重要文化財に指定されています。藤原氏をはじめ、さまざまな人々より奉納された調度品や武具などを中心に膨大な神宝類は宝物殿で見ることが出来ます。

春日大社の詳細情報
住所 〒630-8212 奈良県奈良市春日野町160
TEL 0742-22-7788

徒歩約11分

春日山は春日大社の神山として1000年以上も伐採が禁止されていました。そのため、カシ、シイ類を主体とした常緑広葉樹林の原始林となっています。原始林内には、モリアオガエル、ヒメハルゼミ、カスミサンショウウオなど珍しい動物たちが生息しています。

春日山原始林の詳細情報
住所 奈良市春日野町春日山
TEL 奈良公園管理事務所 0742-22-0375

車で約4分

仏教彫刻、仏教絵画など仏教美術の名品が多数展示されております。

奈良国立博物館の詳細情報
住所 〒630-8213 奈良市登大路町50
TEL TEL:0742-22-7771 /
FAX:0742-26-7218

徒歩約11分

若草山は3つの山が重なっていることから、三笠山とも言われています。毎年、1月に若草山焼があります。夜空をこがす壮観さは、古都奈良の新年を飾る炎の祭典です。毎年多くの観光客が訪れます。

若草山の詳細情報
住所 〒630-8211 奈良県奈良市雑司町
TEL 奈良公園管理事務所 0742-22-0375

車で約7分

近鉄奈良駅から東向商店街、もちいどのセンター街を抜けた辺り。風景が一転し格子造りの町屋が並び、 江戸時代の風情を感じさせてくれます。伝統工芸の店や工房のほか今では女性に人気の和雑貨などが軒を連ね、袋小路のような細い道を歩けば、当時の生活道具を展示した奈良町資料館や伝統工芸品を展示・紹介しているなら工藝館など昔ながらの町人の暮らしを楽しめるでしょう。

ならまちの詳細情報
住所 奈良県奈良市元興寺町
TEL 奈良市観光センター 0742-22-3900

車で約26分

今からおよそ1300年も昔の白鳳時代、天武天皇が皇后(のちの持統天皇)の病気回復を願って、藤原京にて創建されました。その後平城遷都に伴い、養老2年(718年)に現在地に移されたと伝えられています。金堂、講堂などを中心に、東塔と西塔の2つの三重塔を配する構成は独特なもので、薬師寺式伽藍配置と呼ばれています。

薬師寺の詳細情報
住所 〒630-8563 奈良県奈良市西ノ京町457
TEL TEL:0742-33-6001 /
FAX:0742-33-6004

車で約7分

寺伝によれば天平19年(747)に光明皇后が、聖武天皇の眼病が治るように行基に建立させ、七仏薬師如来を安置したといわれています。かつては七堂伽藍が整った由緒ある寺院でしたが、現在は本堂〔国宝〕だけが残っています。東門・南門・鐘楼・地蔵堂はいずれも鎌倉時代の建造で重文に指定されています。また「萩の寺」とも呼ばれ、境内全体に高畑独特の静かなムードがただよっています。本尊木造薬師如来坐像〔国宝〕とそれを囲む等身大の塑造十二神将立像〔国宝〕が有名です。

新薬師寺の詳細情報
住所 〒630-8301 奈良市高畑福井町1352
TEL 0742-22-3736

車で約8分

前身は6世紀末、蘇我馬子が建立したといわれる日本最古の寺院、法興寺(飛鳥寺)で、平城遷都の際、今の地に移転され元興寺となりました。極楽坊はかつての元興寺僧坊の一部であり、鎌倉時代に極楽堂〔国宝〕と禅室〔国宝〕に改築されました。

元興寺の詳細情報
住所 〒630-8392 奈良県奈良市中院町11
TEL TEL:(0742)23-1377 /
FAX:(0742)23-1378

車で約22分

聖武天皇の招きに応じ、苦難の渡海の末、日本にやってきた唐の高僧鑑真和上によって建立されました。鑑真和上の没後も金堂や東塔が建立され、平安時代初頭に伽藍全体が完成しました。その時に「唐律招堤」から「唐招提寺」という名になりました。

唐招提寺の詳細情報
住所 〒630-8032 奈良県奈良市五条町13-46
TEL TEL:0742-33-7900 /
FAX:0742-33-5266

車で約21分

和銅3年(710年)に藤原京より遷都された平城京の中心である平城宮。朱雀門へつながる広大な緑地を歩きながら、平城宮のスケールの大きさ、すばらしい展望を大観することが出来ます。

平城宮跡の詳細情報
住所 〒630-8003 奈良県奈良市佐紀町
TEL 奈良文化財研究所 0742-30-6753

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