まずは私たちにできることから
ひと・地域・地球とつながるホテルを目指して
ホテルができること、私たちだからできることを考え、小さなことからスタートした「都ホテル 京都八条」のSDGs。
おもてなしを通じて地域に根差すホテルでありたいという想いを胸に、様々な取組みを進めています。
総支配人 上野 加代子〈インタビュー〉
―SDGsの取組みに込めた想いを教えてください。―
私たち都ホテル 京都八条は、地元の皆さまのご愛顧もあり、2025年3月25日で開業50周年を迎えます。約半世紀にわたり、京都の地でホテル業を営んで来られたことへの感謝の気持ちを、今度は「ご恩返し」として形にしていけたらと思っています。そのひとつが、SDGsへの積極的な取組みです。
SDGsという言葉だけだと、なにか気負っているような印象を受けるかもしれませんが、私たちが伝えたいのは「日々を気持ちよく過ごすために、できることから一歩ずつ」ということです。
もちろんSDGsの目標達成を目指すことは大切ですが、まずは身近なところから始めてみるというのが長続きするコツだと考えます。
―取組みをはじめられたきっかけや広がりを教えてください。―
2021年に、レストランで使用する食材の相談を「京都府立農芸高校」さんにしたことがきっかけです。そこで結ばれたご縁を活かし、農芸高校の生徒さんと協力して共にコンポストを作ったり、ハーブを育てたり、ホテル玄関の花壇も整備するなど、食べて、見て、愛でるSDGs、「#たべる めぐる ホテル」「#めでる めぐる ホテル」へとその輪を広げています。
また、2023年10月の移転を機につながりが生まれた「京都市立芸術大学」の学生の方々とは、毎月ロビーで演奏会や作品展示を行うなど、新しい共創関係を築きながら産学連携に取り組んでいます。
地域の皆さまとは、お隣りのイオンモールKYOTOさんと毎年夏休みに開催する体験型知育イベント「はちじょう、はぐくむ。」、区役所と取組むお子さま職業体験やアートスタンプラリーへの参画、月に一度の地元での清掃活動や年に一回マルシェに参加させてもらうなど、地域連携強化にも取り組んでいます。
―環境に関する取組みはなにかありますか?―
環境への配慮という点で言えば、私たちのホテルではペットボトルの使用を最小限に抑えるReduce(リデュース)への取組みとして、ウォーターサーバーの導入やマグボトルの使用を推進しています。以前は、988室ある客室すべてにご滞在人数分のミネラルウォーターを準備していたため、1日で2千本以上、年間約7万本を消費していましたが、現在はペットボトルの消費を抑えることで環境負荷の少ないホテルを目指しています。 その普及活動のため、ホテルオリジナルデザインのマグボトルも作り、フロントで販売しています。京都をイメージしたシンプルで可愛らしいデザインが海外からのお客様にも好評で、お土産にお買い求めいただくことも増えました。こういった活動に国内外問わず賛同いただけるのは、とても喜ばしいことだと思っています。最近では、感染症対策の役割を終えた透明アクリル板をアップサイクルし、コースター作りも行いました。今後もさまざまな取組みを通じ、ひと・地域・地球とつながるSDGsなホテルであり続けたいと考えています。
01
京都府立農芸高校との産学連携

03
地域連携

私たち「都ホテル 京都八条」は、お客さまや地域のさまに支えられ2025年3月25日に開業50年を迎えます。これからも、半世紀分のご恩返しの気持ちを胸に“人・地域・地球とつながるホテル”を目指し、100年先の未来へと続くサステナブルな活動に取組みを続けて参ります。
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