葵殿庭園
京都の庭師 七代目小川治兵衛による回遊式庭園
【京都市文化財(名勝)平成6年4月1日登録】 葵殿庭園は葵殿の南斜面にひろがり、三段の滝で構成された雄大な回遊式庭園です。 この庭は、日本の近代庭園の先覚者として有名な、京都の庭師・七代目小川治兵衛(万延元年~昭和8年)によって、昭和8年に作庭されました。 池や流れを「沢飛び」で渡る手法、琵琶湖西岸から疏水船で運ばれてきた縞模様のはっきりした守山石の配置などに特徴が見られます。殊に、急斜面の自然地形を活かしてデザインされた「雲井の滝」と呼ばれる三段の滝は、小川治兵衛の作品の中でも傑作といわれています。葵殿の改築(平成4年10月竣工)にあたり復元整備されたが、当ホテルの長い歴史と豊かな文化・自然環境を表すシンボル的な存在です。
場所 | 5F |
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葵殿庭園滝
冬の葵殿